「風力発電」の需要増加に備えて人材育成へ 保守点検を担う人材を養成する訓練施設が開校

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カーボンニュートラルの実現に向けて、風力発電の需要が高まっています。三重県で風力発電所の保守点検を担う人材を養成する訓練施設の開校記念式典が開かれました。

セントラルウインドアカデミー

三重県四日市市に1月27日に開校するのはセントラルウインドアカデミーです。1月23日は記念式典が開かれました。この訓練施設は、風力発電所の保守点検や、緊急時の対応ができる人材の育成を目的に作られ、年間300人の養成を目指しています。

こちらでは高所作業や初期消火の訓練などが行われます。中部地方で初めて風力発電所における安全訓練の国際認証を受けています。1月23日はインストラクターによる訓練のデモンストレーションも行われました。

風力発電所の需要が高まり人材不足が懸念される

訓練は、風車の中で事故があり作業員が負傷した想定で行われ、インストラクターが、負傷者に見立てた人形を救出しました。

今後カーボンニュートラルの実現に向けて風力発電所の需要が高まり人材が不足することが懸念されています。

セントラルウインドアカデミー 川合淳理事長:
「風力発電所の建設工事、メンテナンスという仕事がたぶんものすごい勢いで増えていく。(風力発電所の)建設、土木、電気メンテナンス、機械メンテナンスに精通したプロフェッショナルになってくれればいいと思います」

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