キャベツ仕入れ価格50円値下がりも高値継続 ハクサイ・レタスも高い お手頃はモヤシとトマト
しばらく高値が続く葉物野菜。名古屋市中区の大須商店街にある「生鮮食料館 サノヤ」の濱四津佳さんによると、3月ごろまで現状の高値が続く見込みといいます。キャベツの価格高騰に伴い、代用の野菜としてレタスやハクサイの価格も上昇。今後の見通しや、活用してもらいたい野菜について話を聞きました。
●キャベツ 1個
店頭価格431円(仕入れ価格 前週比-50円)
サノヤ 濱四津 佳さん:
「去年の夏の猛暑と冬の降水量の少なさによって仕入れ価格が高騰していました。しかし今年に入ってやや価格が下がってきました」
――このまま価格は下がる予想ですか。
「残念ながら高値が続く見込みです。春キャベツも出てきていますが、3月までは高いと思います」
●レタス 1個
店頭価格431円(仕入れ価格 前週比±0円)
●ハクサイ 1/2カット
店頭価格430円(仕入れ価格 前週比±0円)
サノヤ 濱四津さん:
「レタスはサラダ、ハクサイは鍋・煮物に使うため需要が増えています。今後もキャベツの価格が落ち着くまでは、代用の野菜としての需要が高いまま、仕入れ価格も高いと思います」
葉物野菜の高値が続く中で活用してもらいたいのが、モヤシとトマトです。
サノヤ 濱四津さん:
「モヤシは1年を通して工場で計画的に生産されていて、安定した品質と価格で出荷されています」
――トマトは夏野菜のイメージがありますが、冬でも手に取りやすいんですね。
サノヤ 濱四津さん:
「ハウス栽培があるので冬でも出荷されていますが、例年この時季は需要が減る傾向にあります。2025年は物価高によってコストが上乗せされていますが、ほかの野菜に比べてお値打ちです。ぜひご活用いただきたいです」
(2025年1月22日放送「5時スタ」より)