コンクリートの中の鉄筋がサビて空間が… 開通50年で老朽化進む東名阪道 改修工事を前に現場を公開

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東名阪道下りの名古屋西インターと弥富インターの間で、1月27日からリニューアル工事が始まるのを前に、工事現場が報道機関向けに公開されました。

公開されたのは、リニューアル工事が行われる区間のうち、蟹江インターと弥富インターの間の工事現場です。

東名阪道は1975年の開通から2025年で50年。トラックをはじめとする大型車が増えたことや、凍結防止剤を長期間使った影響で、舗装の下にあるコンクリート製の床板の老朽化が進んでいます。老朽化が疑われる部分を係員がたたくと…

係員:
「こちら良い部分。(たたく音)悪い部分だと鈍い音というか(たたく音)」

鈍い音は、コンクリートの中の鉄筋がさびて空洞ができている証しで、改修が必要です。さらに、最近工事が行われた場所でも…

記者:
「私の頭上に見えるのは、2022年に改修工事が完了した箇所ですが、白いひび割れが生じています」

今回は工事区間全体の床板を交換します。期間は1月27日から2027年の春までで、工事区間は2車線が1車線に減るため、NEXCO中日本は伊勢湾岸道への迂回を呼びかけています。

NEXCO中日本 工事担当者:
「工事期間中はご迷惑をおかけしますが、迂回のご協力をよろしくお願いします」

東海3県の高速道路リニューアル工事の状況

東海三県のリニューアル工事

2025年に行われる高速道路のリニューアル工事のうち、東海3県に関わる箇所は下記の通りです。

●東名阪自動車道
名古屋西ICー弥富IC(下り):2025年1月27日から2027年春ごろ

●名神高速道路
大垣ICー岐阜羽島IC:2026年3月ごろまで
岐阜羽島ICー一宮JCT:2029年6月ごろまで

●東名高速道路
音羽蒲郡ICー三ヶ日JCT:2028年9月下旬まで

●中央道
小牧東ICー土岐JCT:2025年5月から2025年12月ごろまで

工事区間では車線規制による渋滞が予想されています。期間中は春休みやゴールデンウイーク、夏休みなどの長期休暇もありますので、お出かけの際は工事に関するホームページなどを参照し、時間帯や迂回路を検討の上、安全な通行を心がけてください。

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