「株式市場はトランプ大統領の発言に一喜一憂する展開に」トランプ大統領就任で専門家指摘

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アメリカのトランプ大統領が関税政策について発言した直後に、日本の自動車メーカーの株価が一時下落しました。株式市場はトランプ大統領の発言に敏感に反応しています。

株価は乱高下 自動車株を中心に売られ下落も持ち直す

アメリカ トランプ新大統領:
「みなさんはアメリカ黄金時代の幕開けを目撃している。歴史上最悪であるバイデン政権が実施した約80件の大統領令を破棄する」

トランプ大統領は早速、動き出します。バイデン政権の78本の大統領令を破棄したほか、気候変動対策の国際枠組み「パリ協定」からの離脱など、あわせて8件の大統領令に署名しました。

記者:
「トランプ大統領の就任を受けて、1月21日の日経平均株価の始値は3万9000円台となりました」

しかし約1時間後、トランプ大統領が2月1日からメキシコとカナダからの輸入品に25%の関税をかけることを検討していると表明すると、株価は自動車株を中心に売られ、下落しました。その後、株価は持ち直し、20日きのうの終値より125円高い3万9027円で取り引きを終えました。

みずほリサーチ&テクノロジーズの酒井才介さんは、今後の株式市場について、トランプ氏の関税や移民の政策などの発言一つ一つで、一喜一憂する展開が続くのではないか」と話しています。

大村愛知県知事は自動車産業への影響を懸念

トランプ大統領の経済政策に、懸念を示したのは…

愛知県 大村秀章知事:
「日本の自動車産業にとって最大のマーケットは北米市場、アメリカ市場でありますから、関税が上がるということになりますと、アメリカに輸出をしている物品は大変販売条件が不利になりますのでね」

一方、街の人は…

街の人:
「そんなには期待はしていない。日本にとって不利なことが多くなるんじゃないか」
「期待はしている。ウクライナの戦争とか、いろいろなところで内戦が起こっているので、トランプさんの力でうまく世界をまとめていってほしい」
「安倍さんの時の方が関係がよかったと思うので、今の石破さんがどう関係を築いていけるのか不安の方が大きい」

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