金品授受問題で名古屋市教委「校長推薦」を廃止 広沢市長「悪しき習慣がなくなるのはいいこと」
名古屋市教育委員会が教員団体から金品を受け取っていた問題で、市教委は、校長などへの昇任選考に必要だった所属校の校長の推薦を廃止しました。
名古屋市教育委員会は、複数の教員団体から校長などへの推薦名簿とともに金品を受け取っていました。この問題の調査検証チームは、2024年8月の最終報告で、昇任選考に必要だった「校長推薦」について「校長のみの評価により候補者としてのエントリーに至れない可能性があることは制度上適切とは言えない」と指摘しました。
これを受け、市教委は「校長推薦」を廃止し、2025年度の人事分から透明性を高めるために本人による「自薦方式」に切り替えたということです。
名古屋市 広沢一郎市長:
「特定の団体の顔色をうかがうような悪しき習慣がなくなるのは大変いいこと」