初登場のプリンに学生コラボも 2025年は一味違う チョコの祭典「アムール・デュ・ショコラ」開幕
日本最大級のチョコレートの祭典「アムール・デュ・ショコラ」が1月17日にジェイアール名古屋タカシマヤで開幕しました。2025年は初登場の16ブランドを含む、約2600種類もの商品がラインナップ。大勢の客が賑わう会場を取材しました。
物価高による原材料の高騰、工夫しながら価格を抑えて手がける
2025年の「アムール・デュ・ショコラ」は、10階のメイン会場に追加して1階から9階まで、2階以外のすべてのエリアでサテライト会場を設置。売り場面積が過去最大となっています。バイヤーの中原多恵さんに話を聞きます。
――過去の来場者数や出店数について教えてください。
「2023年は70万人、2024年は80万人のお客さまにお越しいただきました。今年は140ブランド以上、170種類以上の限定品を販売しています」
――ちなみに物価高の影響はチョコレートにも出ていますか。
「多くの原材料が高騰しており、少しずつ値上げしている商品もあります。しかしお客さまのことを考え、ブランドの皆さんもできるかぎり抑えながら工夫して商品を作ってくださっています」
今年の「アムール・デュ・ショコラ」で注目のブランド3つの商品をご紹介します。
トシ・ヨロイヅカ「ショコラ キャラメルポワール」
まずは、キャラメルとともにポワール=洋ナシが濃厚で、非常にまろやかな味わいになっているトシ・ヨロイヅカの「ショコラ キャラメルポワール」。以前販売していた商品ですが、客から「販売してほしい」という声が多く届いたといいます。
トシ・ヨロイヅカ 鎧塚俊彦さん:
「数年前にも販売していましたが、大変好評で。『いつこれをまた出すの?』とお問い合わせが多くありました。めちゃくちゃ、作るのが大変なんですよ。今年、やっと復活しました」
プルシック「アムールショコラプリン」
次に紹介するのは、初出店の「プルシック」のプリンです。プルシックは岐阜県岐阜市に店を構える“小さなお菓子屋さん”。本イベントでは2種類のチョコレートプリン「アムールショコラプリン」がラインアップしています。
プルシック 所浩史さん:
「1つはすべてチョコレート味、もう1つはプレーンのプリンの上に、チョコレートの滑らかなプリンをのせた2層になったプリンです」