「今後も高止まりが継続する可能性」インフルエンザ大流行 愛知県内の患者報告数は統計開始以来最多

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インフルエンザが全国で猛威をふるっています。愛知県内の病院には、発熱やのどの痛みを訴える患者が朝から診察に訪れていました。

医師:
「のど見ますね。あーん」

名古屋市中区の柊みみはなのどクリニックでは、朝から発熱やのどの痛みを訴える患者が次々と訪れました。患者の男性は5日ほど前から、のどに痛みがあるといいます。

柊みみはなのどクリニック金山駅前 松岡卓院長:
「(インフルと)違うとも言い切れないな」

検査をしてみると、結果は陰性。

松岡院長:
「発症から時間が経っているので偽陰性かもしれないが、陽性でも多分、隔離期間は終わっているので、あまり治療には変化ない」

このクリニックでは、12月中旬ごろからインフルエンザの患者が急増。1日平均で20人ほどがインフルエンザと診断されていました。

松岡院長:
「もともと年末が(患者数が)多かったので、多いままという印象。今後も高止まりが継続する可能性があります」

愛知県のインフルエンザの患者数は昨シーズン比3.3倍

インフルエンザ定点医療機関当たりの報告数(愛知)

愛知県によりますと、県内の病院から報告されたインフルエンザの患者数は、2024年末に1定点医療機関あたり82.35人となり、統計開始以降、最も多くなりました。年が明けても患者数は高止まりしていて、昨シーズンの同じ時期と比べてみても3.3倍となっています。

松岡院長は感染防止のためには、手洗いやうがいのほかにも、寒さを防ぐことも重要だと話します。

松岡院長:
「すごく寒いので、暖かい服を着るとか(室内など)暑い時にずっと着込んで汗をかいて冷えるのも良くない。体温、気温に合わせた服装をチェックしてほしい」

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