名古屋市中区のレトロな街の魅力をカメラ片手に再発見 レトロ喫茶ではクリームソーダを絡めてパシャリ

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名古屋市中区の街中を散歩して、新たな街の魅力を再発見してもらうイベント「レトロかわいい まちフォトさんぽ in 中区」が12月27日まで開催されています。イベントを企画した1人、名古屋市の中区役所の西内理恵さんは「長い歴史の中で積み重ねられ文化や伝統がたくさんある。その魅力を若い方たちにも感じとっていただきたい」と話します。

レトロかわいい

中区役所 地域力推進課 西内理恵さん:
「中区といえば、新しいビルが建ち並び、おしゃれなカフェやレストランがたくさんあるイメージです。しかし神社やお寺が140個、名古屋市内でもダントツの数なんですね。

カメラのレンズを通して、皆さんが今まで気づかなかった視点を切り取っていただき、新しい中区の魅力を発見していただきたいです」

新潟県で撮影したクリームソーダ

この日、名古屋市中区にあるレトロ喫茶「珈琲処 カラス」で行われていたのは写真教室。「レトロ喫茶でクリームソーダを撮ろう」をテーマに、クリームソーダを撮影する講座が開かれています。

写真講座では、どの画角から撮ろうか、どのスポットがいいのか探します。周りにもレトロなアイテムが多くあるので、どのような画角で撮ったらよりレトロになるかを考えながら、場所決めをしています。

講師を務めているのは、写真家の恒川脩平さん。クリームソーダのグッズなども出しているそう。一緒に写真を撮る方もいるそうです。

――恒川さんは、クリームソーダの写真をたくさん撮影しているそうですね。

「そうなんです。真冬の新潟県で、日が落ちるときに撮影した写真もあります。クリームソーダと風景が同じようになるイメージをして撮りました。旅で出会った風景や思い出を、クリームソーダのグラスにいっぱい入れて撮影しています」

いすを斜めにすることで、「誰かが座ったあとの時間」を演出できる

――おしゃれな写真を撮るポイントは何ですか。

「ポイントはシンプルに、“何を撮りたいか”を考えて撮ってもらいたいです。今回はクリームソーダを撮りたい、としっかりと頭の中で考えて、ほかの要素はあまり入れずに撮ります」

――シンプルにクリームソーダを真ん中に。

「そうです。クリームソーダを真ん中に置いていただいて、何か少しアクセントを入れたいときは、いすを斜めにして。誰かが座ったあとのような、時間の経過を感じられるようにします」

クリームソーダ

――撮影の画角を決めることは難しくて、とても悩みますね。

「クリームソーダはあまり時間をかけて撮ると溶けてしまうので、思い切ってたくさん撮影して、あとから見返しながら選ぶ時間もまた楽しいですよね。その時に誰と行った、どんな時間を過ごしたのか。思い出を振り返りながら写真を見返すのも、とても素敵な時間になると思います」

(12月17日放送「5時スタ」より)

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