400本が紅葉で色づく「なばなの里」紅葉とイルミネーションがコラボ 雲海演出も 12月中旬まで見頃
三重県桑名市の「なばなの里」のもみじが見頃を迎えています。12月6日現在は8割ほどが色づいており、季節の移ろいが織りなすグラデーションがとても美しいです。ほかにも、水面に逆さに映る幻想的な光景も楽しめます。
「逆さもみじ」が見られる紅葉スポット
400本以上ものもみじが植えられていている「なばなの里」。2024年は冷え込むのが遅く、色づきが遅かったそうです。
ナガシマリゾート 企画宣伝部 吉田光さん:
「今年は冷え込むのが遅く、寒暖差のある日が少なかったので、例年に比べると1週間程度は遅れています。しかしここ最近はかなり冷え込んでいるので、きれいに色づきが進んでいます」
中でも見どころは、温泉「里の湯」の前にある「鏡池」。もみじが水面に反射して映り込む「逆さもみじ」が見られる人気のスポットです。「お客さんにきれいな『逆さもみじ』を楽しんでもらいたい」と、スタッフの皆さんがこまめに池を清掃。そのため水面にはほとんど落ち葉がありません。
ほかにも「木の配置やライトの角度の調整なども工夫した」と吉田さんは話します。
さらに一風変わった演出もありました。
ナガシマリゾート 吉田さん:
「紅葉をより一層楽しんでもらえるように、人工的に霧を発生させて幻想的な風景を演出しています」
雲海の上に紅葉が浮かんでいるようにも見えます。
そして冬を楽しめる、イルミネーションの装飾も。2つのシンボルツリーが、青と白のライトに照らされ、冬色に染まっています。イルミネーションと紅葉のコラボレーションも、なばなの里ならではの光景です。
ナガシマリゾート 吉田さん:
「2023年と比べて今年は、もみじが100本以上増えています。なばなの里全体では400本以上あるので、イルミネーションと一緒にライトアップされた紅葉を楽しんでもらいたいです」
紅葉のライトアップは、12月中旬ごろまで行われる予定です。
(12月6日放送「5時スタ」より)