約3600万円を脱税した罪 西尾市の土木工事会社と実質的経営者を起訴 名古屋地検特捜部
法人税など約3600万円を脱税したとして、西尾市の土木工事会社と実質的経営者の男が起訴されました。
法人税法違反などの罪で名古屋地検特捜部に起訴されたのは、西尾市の土木工事会社「大原工務店」と、この会社の実質的経営者、成田貴徳被告(52)です。
特捜部によりますと、大原工務店と成田被告は、確定申告の際に2021年10月から2023年9月までの所得、約1億3700万円を隠して、法人税と地方法人税、合わせて約3600万円を脱税したとされています。また、成田被告は自身の確定申告の際にも、同様の手口で所得税1500万円を脱税したとされています。特捜部はいずれの認否も明らかにしていません。
大原工務店と成田被告は、架空の外注加工費を計上するなどして経費を水増した疑いがあるとして11月14日、名古屋国税局から刑事告発されていました。