キャベツの仕入れ値高騰 1個250円も値上がり例年は160円前後 猛暑の影響で産地リレーが乱れる
名古屋大須商店街にある「生鮮食料館 サノヤ」の担当者に野菜の価格について聞きました。
●キャベツ 1個
店頭価格538円(仕入れ価格 前週比+250円)
サノヤ担当者:
「例年は160円くらいの価格ですが、暑さが続いたので高値が続いていました。さらに群馬県を中心に冬までのキャベツが前進出荷に。愛知県産や千葉県産のキャベツは植える時期が遅くなってしまい、出荷がうまくいかず、品薄の状況です」
――産地リレーに隙間ができてしまったのですね。
「本来は重なる期間がありますが、リレーが続いていません。今後もしばらくは現状の価格が続く見込みです」
●キュウリ 1袋 3本程度
店頭価格431円(仕入れ価格 前週比+100円)
サノヤ担当者:
「キャベツ同様、暑さが続いているのでなかなか安定して供給できません。また関東での天候不良によって、夏・秋のキュウリの出荷が止まっています。そのため価格が上がっていますね」