分かりやすく解説 「イスラエル」と「パレスチナ」の対立の歴史 ガザ侵攻から1年
パレスチナ自治区のガザに侵攻して1年です。対立の構図を解説します。
もともと、このパレスチナの地には、1000年以上にわたりアラブ人が住んでいました。しかし、1948年、これまで迫害を受けてきたユダヤ人が、この地にイスラエルを建国しました。一方の、アラブ人は追い出されて、パレスチナ自治区を作りました。これ以来、イスラエルと、パレスチナとその周辺のアラブ諸国との対立が続いてきました。
パレスチナ自治区は、その後、穏健派ファタハが支配するヨルダン川西岸地区と、イスラム教に熱心で過激派のハマスが実行支配するガザ地区に分かれました。
そして1年前です。ハマスが、イスラエルに対して大規模な奇襲攻撃を仕掛けました。大勢の人が亡くなり、約250人が人質として連れ去られました。
一方、イスラエルは、報復と人質の解放を求めて、ガザに軍事攻撃を始めました。パレスチナ自治区は、28日ガザでの死者数は、4万3千人を超えたと発表しました。