期間限定でマイワシがハローウィンパーティ 3万5000匹の群れによる圧巻のトルネード 名古屋港水族館
名古屋港水族館では、ハロウィンアクアリウムというイベントが開催されています。「名古屋港水族館に亡霊が出た」と聞き、長江麻美アナウンサーが取材しました。
名古屋港水族館の佐藤さんに「亡霊」の正体について話を聞いてみると…
名古屋港水族館 佐藤ちづるさん:
「亡霊の正体はコチラの水槽の魚になります」
―――2センチから3センチほどのとても小さなかわいらしい魚たちですが、「亡霊」とはどういうことでしょうか。
「名前がファントムテトラといいます。ファントム、つまり亡霊が名前についています」
ファントム=亡霊という意味なので、名前に亡霊が入っている魚です。黒っぽいブラックファントムテトラと、赤っぽいレッドファントムテトラがいて、どちらも透明感があり、透き通って見えます。
―――亡霊と聞いて怖い魚かと思いきや、ミステリアスでとても美しい魚ですね。
「ミステリアスな体色がとても魅力的な魚たちです。名前をきっかけに魚に注目してもらえればと思い、小さな魚ですがハロウィンの主役に抜擢させてもらいました」
ハロウィンだからこそ主役になれる、ということもあるかもしれません。
「マイワシのトルネード」もハロウィンバージョンになっています。
―――1日3回見ることができるということですが、ハロウィンバージョンの特徴はどのようなところなのでしょうか。
「ハロウィンバージョンでは、水中にある照明をハロウィンカラーである紫やオレンジで彩っており、音楽もミステリアスな音楽を使用しております。マイワシのトルネードは、餌を使ってマイワシを誘導しています」
―――マイワシの「誰かについていく」という習性を生かした演目になっているんですね。どれくらいの数のマイワシがいるのでしょうか。
「約3万5千匹のマイワシが泳いでいます」
名古屋港水族館の「ハロウィンアクアリウム2024」は10月31日まで開催しています。