公取委 JR東海と子会社など5社に立ち入り 陸橋の老朽化点検で入札談合の疑い
JR東海管内の線路をまたぐ陸橋の老朽化点検事業をめぐり、入札で談合した疑いがあるとして、公正取引委員会は、23日独占禁止法違反の疑いでJR東海の子会社など5社を立ち入り検査しました。
立ち入り検査を受けたのは、名古屋市のジェイアール東海コンサルタンツや岐阜市の大日コンサルタントなど5社とJR東海です。
陸橋は、所在する地方自治体や高速道路会社などが管理し、点検事業の入札を実施しますが、談合により競争が進まず、発注価格が高止まりしていた可能性があります。
JR東海は、「公正取引委員会の検査を受け入れている段階のため、詳細は話せないが、検査に全面的に協力していく」とコメントしています。