2機のドクターヘリが同時に出動して負傷者を搬送 連携に課題も 広範囲の交通事故に備えて救助訓練
紅葉シーズンを前に、愛知県豊田市の里山にある施設で、2機のドクターヘリを使った救助訓練が行われました。
訓練は、豊田市と岡崎市にまたがる交通事故が発生し、2つの市に分かれて重傷者が1人ずついるとの想定で始まりました。
訓練に参加したそれぞれの市の救急隊は、情報を共有しながらヘリポートに搬送する流れを確認しました。続いて2機のドクターヘリが着陸し、重傷者を医療スタッフに引き継ぎ、病院に運ぶまでの手順も確かめました。
愛知県内では2024年2月、2機目のドクターヘリの運用が始まっていて、同時に出動する際の連携が課題となっています。