小学校の新入生は生後2カ月の子牛の「にこ」 5年生が1カ月間飼育し命の大切さ学ぶ
愛知県刈谷市の小学校に生後2カ月の新たな仲間、子牛の「にこ」がやってきました。
この小学校では命の大切さを学んでもらおうと、学区内にある清水牧場から子牛を1頭借りて、子どもたちが世話をする活動を毎年行っています。
10月16日は子牛を迎える入学式が行われ、世話を担当する5年生の子どもたちが手作りのマントをプレゼントして「にこ」を歓迎しました。
清水牧場 清水一将社長:
「みんなを信じて、育ててくれると思って貸し出します。しっかり、にこのお世話をしてください」
「にこ」は生後2カ月で、体重約60キロの雌です。この活動が、25年目ということと、「にこにこ過ごしてほしい」という思いから、子どもたちが「にこ」と名付けました。
約1カ月、朝と授業後に学校にある牛小屋で、餌やりや掃除などの世話をします。子どもたちは早速、餌をあげたり、なでたりして、「にこ」と触れ合っていました。
児童:
「(毛が)ふわふわだった。家族みたいに大切に過ごしていきたい」