トヨタがF1に15年ぶりに参画 ハースと業務提携 「若者に夢と希望を与えたい」トヨタの豊田章男会長

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テレビ愛知

トヨタ自動車は10月11日、アメリカのF1チーム・ハースと車両の開発分野のほか、ドライバーやエンジニアなどの人材育成の分野で業務提携を行うと発表しました。これにより、トヨタがF1に参画するのは15年ぶりです。

10月11日、静岡県小山町で開かれた会見に、トヨタ自動車の豊田章男会長のほか、アメリカのF1チーム・ハースの小松礼雄代表らが出席し、両者の間で業務提携を行うと発表しました。トヨタは、ハースのテスト走行の際に、育成ドライバーを参加させるほか、エンジニアを送り、エアロなどの車両の開発などで連携します。

トヨタは、世界最先端の技術が多く使われるF1の車両開発に関わり、将来の市販車の開発に生かすほか、国内のモータースポーツの振興を図る狙いです。トヨタがF1に参画するのは、F1チームとして参戦していた2009年に、当時社長だった豊田章男会長が撤退を決めて以来、15年ぶりです。

会見で、豊田章男会長は「若者が世界最高峰のモータースポーツに挑む道を閉ざしてしまったことが引っかかっていた。撤退は間違っていなかったと今でも思っているが、この提携で若者に夢と希望を与えたい」と思いを語りました。

ハースの小松礼雄代表は「F1はハイテクで最先端だが、重要なのは人。この提携で次の世代にもっと夢を与えられるような戦いをしたい」と意気込みました。

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