円満辞職とはいかず 河村たかし名古屋市長 衆院選出馬めぐり市議会側と激しい応酬「議会軽視だ」と市議会

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河村市長が任期の途中に10月27日投開票の衆議院議員選挙への出馬を表明したことを受けて、10月7日、市議会側との協議が開かれました。

自民党名古屋市会議員団 藤田和秀団長:
「名古屋市政についてはやり遂げたから、私は次のステップへ行くと」

名古屋市 河村たかし市長:
「自分としてはやり遂げたと。その自負はもっとります」

自民党名古屋市会議員団 藤田和秀団長:
「やりきった”中には名古屋城(問題)は入っていないと。やりきってねえじゃねえか。だからやりっぱなしだと言ってるんです」

河村市長が10月9日に辞表を提出し、11日に辞職する考えを示したのに対し、市議会側からは…

名古屋民主市会議員団 小川俊之団長:
「途中で辞職するのは甚だ議会軽視であるのは当然のこと。そして市民に対しても大変無責任であると」

名古屋市 河村たかし市長:
「国政で今までやってきたこと、またこれからやることをきちっと実行していく最後のチャンスだと」

自動失職を選択すると話す河村市長

名古屋市議会は現在、定例会が開かれていて、10月16日に閉会する予定です。

衆院選の公示日の10月15日に立候補を届け出れば市長は自動的に失職し、市議会への影響を小さくできるのにも関わらず、なぜ会期中に辞表を出すのかなどの質問が相次ぎ協議は紛糾しました。

すると終盤で河村市長は…

名古屋市 河村たかし市長:
「いろいろ意見がございますので、意見を受けまして数日のことですので、自動失職の道を選択させていただく」

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