ひな人形や五月人形など多くの思い出に感謝 大須観音で恒例の「人形供養祭」今回で60回目
名古屋市中区の大須観音で10月3日、恒例行事の「人形供養」が行われました。
60回目を迎えた今年は、ひな人形や五月人形をはじめ役割を終えた数千体が供養されました。本堂に読経が響く中、人形を手放した人たちがこれまでの感謝の気持ちを込めて焼香しました。
境内に移り、人形の魂抜きをした後、「お焚き上げ」が行われ、人形が炎に包まれました。50年ほど前に実家で購入したひな人形を供養した人は「3年前に母親が亡くなり、処分をどうしようかと思っていたが、区切りがついてすっきりしました」と話していました。