ふるさと納税の返礼品は「電車の運転体験」 尾張旭市と名古屋鉄道が企画
尾張旭市で9月29日、電車の運転体験ができるイベントが行われました。
ふるさと納税の利用者:
「ご乗車ありがとうとざいます。急行栄町行きです」
車内アナウンスを行っているのは、名古屋鉄道の運転士ではなく、ふるさと納税の利用者です。これは、ふるさと納税で尾張旭市に10万円を寄付した人に提供される「体験型の返礼品」で、尾張旭市と名古屋鉄道が企画しました。
運転する車両は、瀬戸線で実際に使われている4000系で、尾張旭検車支区を走行させます。
こちらはふるさと納税自体が初めてだという男性。以前から電車の運転に興味があったことから尾張旭市に寄付を決めたといいます。いよいよ体験です。
時速10キロで約100メートルの距離を走行させます。出発からおよそ1分後…運転士の指導のもと、スムーズに停止させることができました。
尾張旭市に寄付をした人:
「なんとかやれたなという感じ。他ではあまり見当たらないと思うので、画期的でいい企画だと思いました」