「地元は不安に思っている」 岐阜県のリニアトンネル工事現場周辺の地盤沈下の進行が明らかに

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岐阜県瑞浪市のリニア中央新幹線のトンネル工事現場付近で地盤沈下が確認された問題で、JR東海は9月25日、沈下がさらに進んでいると明らかにしました。

これは、岐阜県瑞浪市大湫町のトンネル工事現場付近で、2024年2月から地下水位の低下が続いているほか、8月下旬に12カ所で最大2.4センチの地盤沈下が確認された問題です。これを受けて、JR東海は調査を続けています。

25日はトンネル工事の環境への影響を調査する専門家会議が開かれ、JR東海は8月下旬と比べ、新たに2カ所で地盤沈下が確認されたほか、沈下の幅も最大2.4センチから最大3.7センチとなり、沈下が進んでいると報告しました。

専門家からは「地元も不安に思っている。調査を継続して傾向を把握し、速やかな対応が必要」などの意見が出されました。

JR東海 中央新幹線岐阜西工事事務所 荒井潤担当課長:
「調査は毎週1回継続して行いますし、広範囲に広げる、季節変動等をみるという点で、衛星のデータも活用したいと思います」

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