2025年の「おせち」のキーワードは「おためし」や「セカンド」 和菓子を詰め込んだ「おせち」も
松坂屋名古屋店では9月19日、マスコミ向けに2025年のおせちお披露目会がありました。20日にはオンラインでの受付を開始。そして10月1日からは店頭での受付も始まります。毎年、松坂屋で人気ナンバー1の商品が「口福おせち巳」(2万9800円)です。京都の人気料理研究家、大原千鶴さんが監修したおせち。担当バイヤーの仙田祐人さんに、2025年のおせちの特徴や魅力を聞きました。
――時代とともに、おせちの内容が変わってきているみたいですね。
松坂屋名古屋店 おせち担当バイヤー
仙田祐人さん:
「『料理に手間ひまをかけたくない』というニーズの高まりを受けて、作る時代からお取り寄せを楽しむ、選ぶ時代に変化してきています」
人気は“セカンドおせち”?
松坂屋名古屋店から2025年のおせちのラインアップをご紹介します。まずは「さくらパンダおせち 和菓子二段」(1万1880円)です。
「和菓子のおせちとなっています。松坂屋の公式キャラクター『さくらパンダ』をモチーフにした練り切りや、和菓子屋ならではの栗きんとんなどが詰められています」
――こちらでは“セカンドおせち”という言い方もしているそうですね。
「普段のおせちにプラスして、彩りを添えるようなおせちとして考えています」
商品がたくさんあるため「どれを選べばいいか分からない」人に向けた商品もあります。
「料理研究家や有名店の料理人、6人のおすすめの16品を詰め合わせた『おためしおせち』(1080円)です」
おせちの中には、ガラムマサラで味付けをした田作りも。赤ワインにぴったりな田作りとなっています。