2024年は猛暑で生産量少なめながら全国シェア95% 愛知県幸田町特産の秋の味覚「筆柿」の出荷始まる
東海地方を代表する秋の味覚の1つで、幸田町特産の「筆柿」の出荷が始まりました。
筆柿は形が筆の先に似ていることからその名がつきました。他の品種に比べて熟す期間が早く、糖度が平均17度程度と高いのが特徴です。
愛知県内では現在、幸田町と西尾市の農家、あわせて58戸が栽培していて生産量の全国シェアは95パーセントを占めます。選果場に運ばれた筆柿は、農家らが手作業でキズがないか確認したあと、次々に箱詰めされていきました。今年の出来は…
柿農家:
「(猛暑の影響で)日焼けはやっぱりあります。(その代わり)水分が入っていないので、いい(甘い)味はしていると思います」
筆柿の出荷は10月いっぱい続くということです。