スコーンなのにしっとりフワフワ 老舗和菓子店とのコラボも 人気上昇中「スコーン」の祭典
名古屋市千種区の星ヶ丘三越で開かれているこの「スコーンパーティー with TEA 2024@NAGOAYA HOSHIGAOKA」。今、人気上昇中の祭典です。どんなスコーンが並んでいるのか、取材しました。
2023年に続いて2回目の開催となった今回は、延べ51のブースが出展しており、さまざまな種類のスコーンが並んでいます。オーソドックスなタイプから、モンブランスコーン、抹茶となると金時のスコーン。甘いだけではなく、トリュフ塩やオマールエビのスコーンなど、食事系のスコーンも充実しています。
最もにぎわう時間帯は午前中。人気のスコーンは売り切れてしまうとのことで、開店前から長い行列ができます。
北海道から宮崎県まで51のブースが出店!
星ヶ丘三越の食品担当、濱田晶子さんに話を聞きます。北は北海道から南は宮崎県まで知る人ぞ知る店もあるといいます。
――今回は51のブースが出店していて、24ブースが初出店だそうですね。
「全国からたくさんのお店に来ていただいております」
また、世界的に有名な店のスコーンもあります。「ハフキンス」はヴィクトリア女王の時代から、730年の歴史を誇る名店です。
――どのような特徴がありますか。
星ヶ丘三越 食品担当 濱田さん:
「見た目通り、ふんわりとしたスコーンになっています。手作りでふっくらと焼き上げているんです」
――本当にふわふわですね。スコーンは少しパサつくイメージがあるかもしれませんが、しっとりとしています。
「チーズやハチミツ、ジャムをつけると、より一層おいしく楽しめると思います」
続いて紹介するのは「千なり小豆粒あんとフランボワーズのスコーン(プレーン生地)」。名古屋の老舗和菓子メーカー「両口屋是清」と「Lycka」というオンラインを中心に展開しているショップに星ヶ丘三越が呼びかけて実現したスコーンです。
星ヶ丘三越 食品担当 濱田さん:
「星ヶ丘三越が両者にオファーをして、実現したコラボのスコーンになります」
――あんこを使っているのは、名古屋の人向けでしょうか。
「あんこが好きな名古屋の方に向けて、なじみのある両口屋是清さんの千なりのあんを使ったスコーンを開発しました」
――口の中でほどけていくような食感ですね。
「Lyckaさんのスコーンはホロホロとした食感が特徴のスコーンになっています。対して千なりのあんこはとても柔らかくしっとりとしていて、絶妙な食感になっています」
「スコーンパーティー with TEA 2024@NAGOAYA HOSHIGAOKA」は、9月16日(月・祝)まで、名古屋三越星ヶ丘店で開催されています。
※濱田さんの「濱」は正式には「まゆはま」