現行の保険証廃止に子育て世代の約86%「困る」「お薬手帳と一緒で便利」の声 マイナ保険証の利用実態

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12月2日から、現行の健康保険証が新たに発行されなくなり、マイナ保険証に移行します。子育て世帯からは、不安の声も聞こえます。

愛知県内の医師らでつくる団体が、子育て世帯のマイナ保険証の利用実態についてアンケート調査し、2242人から回答を得ました。

その結果、子どものマイナンバーカードについて、全体の約84%が健康保険証と紐づけていませんでした。また、現行の健康保険証の廃止について約86%が「困る」と回答しています。

理由としては「今の保険証で困っていない」「病院で顔認証などの手間が増えて大変だった」などの回答がありました。

一方で、取材すると好意的な意見も。

町行く人:
「お薬手帳とかも全部一緒になところが便利かなと」
町行く人:
「作ろうと思っています。流れ的につくらないといけないのかなと」

マイナ保険証をめぐっては、9月12日告示、27日に投開票される自民党総裁選挙でも争点の1つとなっています。

愛知県保険医協会 大藪憲治副理事長:
「総裁選とか、いろんな大きなうねりがある中で、健康保険証を残すだけで現場も全く問題ないし、患者も安心だし、政府が言うマイナ保険証については、それからじっくりと国民の信頼が得られるようにやってほしい」

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