「事件を知ってもらえれば子どもたちが生きていた証になる」　豊明市母子4人殺害事件から20年

豊明市で母子4人が殺害された事件から9日で20年が立ちます。豊明市役所で遺族が情報提供を呼びかけました。

天海としさん62歳は、妹の利代さんとその子ども3人を殺害されました。

加藤利代さんとその子ども3人は2004年9月9日、豊明市の住宅で何者かに殺害され自宅に放火されました。警察はのべ5万5000人あまりの捜査員を投入し捜査していますが、いまだ未解決で間もなく20年となります。

事件解決に向け、豊明市役所で9月6日からパネル展が始まりました。天海さんが用意した事件当時の現場の写真や被害に遭った4人の生前の写真などを掲示し、情報の提供を呼びかけています。

天海としさん：
「事件のことを知ってもらえることは子どもたちが生きていた証につながる。どんな小さいことでもいいので情報提供してほしい」

パネル展は9月13日まで開かれていて、事件についての情報提供は愛知警察署の特別捜査本部で受け付けています。

愛知警察署　特別捜査本部　0561-39-0110