愛知・蒲郡市の土砂崩れ 現場近くの農業用の水管からは水漏れなし 3人が死亡し2人が重軽傷
8月、3人が死亡、2人が重軽傷を負った蒲郡市での土砂崩れで、現場近くの農業用水管からは水漏れしていないことがわかりました。
午前10時ごろから始まった豊川用水の通水テストは、管理団体の職員や行政の職員など合わせて16人で行われました。土砂崩れの現場の近くには豊川用水が通っていて、2次災害の恐れもあることから発生直後の8月28日未明から水の供給を止めていました。
9月6日のテストでは柏原分水工から本郷池分水工までの約1.7キロメートルの区間を水で満たし、水漏れがないことを確認しました。
豊川総合用水土地改良区 牧瀬寿幸課長:
「県の砂防課や防災アドバイザーの大学の先生などに今回の結果を情報共有して、専門家に広い見解でやってもらえるので(=土砂崩れとの関連を調べてもらえる)その結果を待ちたい」