激しく火花を散らす家電の電子部品に、火を噴く電源コード 災害後の家電製品の使用は要注意

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家電製品の電子部品が突然、破裂音とともに激しく火花を散らしました。製品の安全調査などを行うNITEの実験です。

災害による雨漏りや浸水などで、水がかかったり、水に浸かったりした家電製品には注意が必要です。タオルなどで拭き、見た目は乾いたように見えても、そのまま使うと…火花が。

内部に水が残っていたり、泥や塩分などの異物がついていたりするとショートしてしまい、発火や感電につながる恐れがあるといいます。

NITE宮川さん:
「メーカーあるいは販売店に相談して、点検して、大丈夫だと確認してから使っていただければ」

家電のコードが倒れた家具の下敷きになり発火

地震の後も要注意です。

地震で倒れた家具の下敷きになった家電製品のコード。そのまま電気を流すと…下敷きになった部分から火が出ました。コードの銅線が断線し、異常に発熱した結果、ビニールの被覆が溶けてショートしたためです。

NITEは家電製品のコードに異常がないか、確認してから使ってほしいと注意を促しています。

ガソリンやガスなどで発電するタイプは一酸化炭素中毒に注意

また、災害時の非常用電源として重宝しそうな携帯発電機。ガソリンやガスなどで発電するタイプは、排気ガスに一酸化炭素が含まれています。締め切った屋内で使うと一酸化炭素中毒になる恐れがあるということで注意が必要です。

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