東海道新幹線は台風10号の影響で1134本が運休 輸送量は8~9%減少 9月は3日までで前年比52%
JR東海の丹羽俊介社長は9月4日、台風10号の影響で「東海道新幹線は前年比で8~9%の輸送量の減少があったと推定される」と明らかにしました。
台風10号や大雨により、東海道新幹線は8月29日夜から全線での運転を取りやめ、30日から9月1日夕方まで計画運休となりました。
JR東海は臨時列車を271本運行させましたが、計画運休の影響で、予定していた1134本は運休となりました。
丹羽俊介社長:
「東京駅の輸送量がおおむね8ポイントから9ポイント、押し下げられたと推定している」
JR東海が4日に発表した8月と9月(3日まで)の輸送概況で、東海道新幹線の輸送量は前年比で8月は95%、9月は52%でした。
8月は台風10号のほか、南海トラフ臨時情報や台風7号の影響を受けたとみられ、台風10号による影響のみでは8%から9%ほど、輸送量が下がったということです。