リニア工事影響か岐阜県瑞浪市で最大2.7センチの地盤沈下 JR東海「地下水位低下の影響否定できない」

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リニア中央新幹線のトンネル掘削工事の影響で、地下水位が低下している岐阜県瑞浪市で、新たに「地盤沈下」が確認されました。JR東海の丹羽俊介社長は今後、現場周辺の家屋の調査をすることを明らかにしました。

岐阜県瑞浪市大湫町のトンネル工事現場付近では、2024年2月から地下水位の低下が続いていて、JR東海は現在、トンネル内の湧き水を防ぐ対策工事を進めています。

こうした中、JR東海が5月以降に付近の30カ所で地表面の高さを計測した結果、13カ所で最大2.7センチの地盤沈下が確認されました。

これに対し、JR東海の丹羽社長は…

丹羽社長:
「地表面低下の原因は現時点では不明ですが、地下水位低下の影響を否定できないと考えているところです」

現時点で家屋への被害は確認されていませんが、JR東海は9月中旬にも現場周辺の家屋の調査を進めたいとしています。

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