小学1年女児の暴行死亡事件「防げた可能性はあるという考え」で児相などの聞き取り調査
愛知県犬山市で2024年5月、小学1年生の女の子が暴行を受けて死亡した事件で、愛知県は8月30日、児童相談センターの対応などを検証する第三者委員会の初会合を開きました。
事件では、亡くなった小学1年生の女の子の母親が保護責任者遺棄致死の疑いで、内縁の夫が傷害致死の疑いで逮捕・起訴されています。
30日の第三者委員会の初会合では、女の子を2回一時保護していた、一宮児童相談センターのセンター長から経緯などを聞きました。終了後、委員長は「関係機関の関与や情報共有のあり方によっては、事態を悪化させず防げた可能性はあるという考えで聞き取りを進めたい」と話しました。
今後は、センターの職員らへのヒアリングを進め、再発防止に向けた提言などをまとめる方針です。