台風10号が列島横断か カーテンやブラインドも締めることも大切 事前にできる台風対策
非常に強い台風10号が接近しています。家庭でできる台風への備えについて、名古屋市消防局に聞きました。
担当者はまず「台風は事前に情報を集められる災害なので、天気予報を確認するほか、ハザードマップで避難所や避難経路を確認してほしい」と話します。
家での備えでは、強い風で植木鉢や物干し竿などが飛ばされるのを防ぐため、屋内に移動したり、固定したりすることが大事です。また、飛んできたもので、窓ガラスが割れるのを防ぐため、シャッターや雨戸を締めるほか、割れてしまった場合の被害を軽減するため、カーテンやブラインドを締めておくことも重要です。
家のまわりでは、側溝や排水溝が詰まっていないか確認し、掃除しておくことも家が浸水するリスクを下げるためにも大事です。
他にも、準備として欠かせないのが、防災用品です。普通のビジネスリュックに見える鞄ですが、こんな特徴も。
名鉄百貨店紳士営業部 高柳彰さん:
「いざという時には、浮き輪として使えるくらいの浮力を持ったリュックです」
背中の部分に水に浮く素材が入っていて水の事故を防ぎます。
段ボール製の簡易トイレには、強化段ボールが使われていて320キロの重さまで耐えることができ、水が止まったときでも安心して使用できます。
そして、台風のときに特に心配なのが停電です。停電の時に役にたつのが持ち運びできる電源です。こちらの電源は約1200ワットの電力をためることができ、最大で約65回スマートフォンを充電することができます。
名鉄百貨店紳士営業部 高柳彰さん:
「防災グッズも色々種類があるが自分が必要とするものは人それぞれ違う。たくさんの種類を見てもらい最適なものを選んでもらいたい」