SNSを起因とする犯罪被害にあった小中学生の数は過去10年で最多 トラブルから子どもを守るには
夏休みということで、子どもたちがスマートフォンに触れる時間が増えています。愛知県内でSNSを起因とする犯罪被害にあった小中学生の数です。2023年が「72人」。過去10年の中で最多だったということです。SNSをきっかけとする小中学生の犯罪被害やトラブルには親子で注意が必要です。どんな事例があるのかを取材しました。
一宮市で8月20日に開かれたSNSトラブルの被害から小中学生を守るための講演会です。小中学生の子をもつ保護者にSNSトラブルの怖さを知り危機感をもってもらいたいと一宮少年補導委員会が開きました。講演会では保護者や保護司など約100人の参加者に一宮警察署管内で実際にあった事例が紹介されました。その1つが、、
女子中学生がインスタグラムで知らないアカウントからフォローをされました。すると、性器の写真を送るよう要求されたため無視していると・・・
「家行っていい?殺そうと思えば殺せる」
これがダイレクトメールで実際にあったやりとりです」載せていた写真などから個人情報がばれてしまい、脅迫されたと言います。講演に参加した親子はー。
母:
「怖いことがあるんだなと思いました。子どもも一緒に参加して知ってほしかったので。家に帰って話し合いたい」
スマートフォンを持つ小学4年女児:
「自分の想像より怖いことが世の中にはあるなと思いました」