猛暑で生育が悪く野菜が高い 仕入れ価格でキュウリとハクサイが50円値上がり この先も高値が続く見通し
名古屋市中区・大須にある生鮮食品館「サノヤ」の担当者に、野菜の価格について話を聞きました。
●キュウリ 3本 茨城県産
店頭価格270円(仕入れ価格 前週比+50円)
●ハクサイ 1/2カット 長野県産
店頭価格215円(仕入れ価格 前週比+50円)
●ナス 3本 熊本県産
店頭価格270円(仕入れ価格 前週比+30円)
――野菜はどれも先週よりも30円以上高くなっていますね。
サノヤ担当者:
「野菜はそれぞれ、生育に適した環境や地域で生産されていますが、各地域で暑さが続いたため、野菜の収穫量と出荷量が減りました。結果的に、仕入れ価格が減っています」
――キュウリは夏野菜で暑さに強いイメージでしたが、暑さの影響が大きかったのでしょうか。
「そうですね。キュウリとナスは夏野菜ですが、あまり暑すぎると野菜同士がぶつかったときのこすれによる傷みが急激に進み、すぐに劣化してしまうんです」
――今後の価格について教えてください。
「ようやく涼しい日が出てくる予報が出ているので、涼しくなれば出荷量が増えて、仕入れ価格が下がると思います」
――野菜は全体的に高値ですか。
「野菜の価格はほとんど高値で推移していますが、キャベツとレタスはお盆までに値上りしていたので、買い控えが発生しています。今週はキャベツとレタスがお買い得になっています」
(8月20日放送「5時スタ」より)