7年間伸ばした髪をカット 医療用のウィッグを作るために髪の毛を寄付「ヘアドネーション」を学ぶ
医療用のウィッグを作るために髪の毛を寄付する、「ヘアドネーション」の取り組みについて学ぶ講座が開かれ、小学生らがウィッグづくりを手伝いました。
これはヘアドネーションを受け付けているヘアケアブランドが企画した講座で、小学生14人とその保護者が参加しました。
ヘアドネーションとは、寄付された髪の毛で医療用のウィッグを作り、がんなどの治療で髪をなくした人に無償で提供する活動です。
会場では、寄付のために7年間、髪を伸ばしてきたという中学生のカットが披露されました。カットされた髪の毛をウィッグにするために必要なのが「仕分け作業」です。
親子:
「これじゃない?」
「似てる!」
1つのウィッグを作るには約5人分の髪が必要で、似たような色や髪質でまとめることで、より自然なウィッグができあがるというこということです。
参加した子ども:
「人の役に立ってほしいなと思って、ヘアドネーションを始めた。病気とかで(髪が)抜けた人とかの役に立って、うれしいと思ってくれたらいいと思う」