55年の老舗「かき氷」店が悲鳴 暑さの影響で良質の果物が減少し1~2割価格が値上がり

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夏の暑い日に涼を感じる一品「かき氷」の価格について、大須にある「檸檬屋・グランデリモーネ」の店長、片岡哲也さんに話を聞きました。

ピーチヨーグルトのかき氷

愛知県名古屋市・大須の若宮大通り沿いにある「檸檬屋・グランデリモーネ」。丸栄などのデパートや大須商店街で、55年以上も伝統の味を守り続けているフルーツパーラーです。

「ピーチヨーグルトのかき氷」には、シロップで1個、デコレーションに1個。丸々2個のモモが使われています。

――果物の仕入れ価格は、どのように変動していますか。

「ここ2・3年で1割~2割近く、値上がりしていると思います。暑さの影響で、大きい質の良い果物が年々少なくなっていて、小玉になってきています。仕入れるのに、非常に苦労しますね」

福島県産のモモを使用

――7月は特に価格が高騰していたそうですね。

「7月は数が揃わず、高値で推移していましたね。8月になるとさまざまな産地のものが出揃ったので、価格は落ち着きました。本日は福島県産のモモを使用しています。

今後は2週間ほど福島県産のモモを使用して、その後は長野県産や岐阜県産のモモを使う予定です」

「ピーチヨーグルトのかき氷」はシロップにも、モモが使われているので、モモを思う存分楽しめる一品です。

※旬の果物の時期によって果物が終わり次第、販売終了になるメニューもあります。

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