「厄介な時期に台風が来た」 お盆休みのUターンラッシュを台風7号が直撃 新幹線からバスに変更する人も

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お盆休みをふるさとや行楽地で過ごした人たちのUターンラッシュが始まりました。

中部国際空港では海外で過ごした人の帰国がピークを迎え、国際線の到着ロビーは、朝から大きな荷物を持った多くの家族連れなどで混雑しました。中部国際空港によりますと、8月16日からの3日間で約2万2000人が入国する見込みです。

グアムから帰国した家族:
「久しぶりに南国の雰囲気を楽しみたいと思って。サーフィンが楽しかった」

台北から帰国した家族:
「台北に行ってきた。妻の実家に帰っていた。動物園が楽しかった」

一方、国内線の到着ロビーでは…

鹿児島に帰省した人:
「海行ったり、贅沢三昧でした。月曜日は多分だらっと仕事すると思う」

ただ国内線は、台風7号の影響で一部の便に欠航が出ています。いずれも中部国際空港と、成田と羽田とを結ぶ便で、全日空で3便、日本航空で4便が欠航になりました。

中部国際空港によると、16日午後4時半現在で17日は通常通りの運航を予定していますが、最新情報をホームページで確認してほしいということです。

終日運休で表示がない電光掲示板=2024年8月16日午前8時ごろ 東海道新幹線・名古屋駅

台風7号の影響は鉄道にも及びました。

記者:
「午前8時のJR名古屋駅です。電光掲示板を見ますと、東京方面は終日運休の影響で、何も表示されていません。大阪方面は、臨時列車のこだまのみの運行となっています」

東海道新幹線は、東京駅と名古屋駅の間で終日運休に。名古屋駅と新大阪駅の間は、「こだま」の臨時列車が1時間に2本程度のみの運行になりました。

大阪方面に向かう客:
「台風が東京に行くと思っていたから、そんなに影響ないと思っていたんですが、新大阪と名古屋間がこうなると思っていなくて。こだまだと、時間が長くなるから」

名古屋と大阪難波を結ぶ近鉄は、新幹線の代替輸送を見込み、特急列車を通常ダイヤより8本増やして運行しました。

一方、高速バス乗り場では。

東京に移動する客:
「本当は新幹線で(東京に)帰る予定だったんですが、バスに変更することになりまして、長旅になるなと覚悟してます。厄介な時期に台風が来たなと思ってます」

17日以降の新幹線の運行について、JR東海は「台風通過後の設備の状況次第で、一部、列車の運休などが発生する可能性がある」としています。

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