三越の「ライオン像」が段ボールのすべり台に 5年ぶりの「ダンボール遊園地」に子どもたち大はしゃぎ
「ダンボール遊園地」が名古屋の星ヶ丘三越に期間限定でオープンしました。開催は5年ぶりで、段ボールでできた遊具を楽しめます。ダンボール遊園地の魅力を紹介します。
8月7日に名古屋市千種区の星ヶ丘三越で始まった「ダンボール遊園地」。暑さでなかなか外で遊べない子供たちのストレス発散の場となっています。会場では段ボールでできたアトラクション9種類を楽しむことができます。
段ボールでできているといっても乗っても頑丈です。よく見ると断面は何層にもなっています。会場には三越のシンボル「ライオン像」をモチーフにした巨大なすべり台もあり、全長は7mあるということです。
段ボールでできた迷路もあります。大人の胸ぐらいの高さの壁があり、中に入ると小さい子供たちも視界が遮られ、「かなりドキドキする」とのこと。
段ボールでできた汽車もあります。動力源はなんとエアロバイクです。子どもたちが一生懸命漕ぐことで進みます。運動不足解消にもつながりそうです。
名古屋三越広報の小田真梨子さんに話を聞きました。
―――ダンボール遊園地はどのようなきっかけで始まったんでしょうか?
小田真梨子さん:
「暑い日が続く中、安心してお子さまをのびのびと遊ばせる場所はないかというお客様の声と、災害用のツールとして昨今の可能性が広がっているリサイクル段ボールを掛け合わせて、2012年から星が丘三越の名物イベントとして開催をしております」
2012年スタートしましたが、ここ数年はコロナ渦で開催を中止していて、5年ぶりの開催となったということです。また、段ボールのリサイクルについてパネルで学ぶことができて、リサイクルの仕組みを勉強できます。
さらにリサイクル素材として注目の段ボールで作った災害用のベッドも展示されていて、実際に座ったり寝転がったりして、段ボールがいかに丈夫なものか感じることもできます。
この催しは8月18日まで開催しています。