「戦争がどれだけ残酷かというのを学びたい」 マンガで太平洋戦争の悲惨さを学ぶ 18作品が会場に展示
太平洋戦争を語り継ぐ漫画を集めた企画展が、名古屋市名東区のピースあいちで開かれています。
「火は火を呼び集め、呼ばれた火はさらに次々に火を呼び、今来た道を四方から火で塗りつぶす火柱の群れ」
この文章は、名古屋出身のおざわゆきさんが母親の戦争体験をもとに描いた漫画、「あとかたの街」に出てくる1場面です。
ピースあいちで開かれている「マンガと戦争展」では、太平洋戦争をテーマにした18の漫画作品がパネルで紹介されています。
来場者:
「戦争がどれだけ残酷かというのを学んで、今後自分が親になったときに語り継いでいけたらと思う」
展示を企画した担当者は、戦争体験の語り部が減っている今、若い世代になじみのある「マンガ」で、戦争の悲惨さをイメージしてもらいたいと話しています。
この企画展は、9月14日までです。