コロナ禍で苦境の自動車部品メーカー 新たに作ったのは「ナイフ」 手で触っても切れない技術で新ビジネス

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「西尾の町のあたたかさを感じた」と話す加藤社長

セイワ 加藤社長:
「自分自身、名古屋出身で結婚をしてしばらくしてから西尾の町に下りてきました。“下ってきた”というイメージがあって、正直、最初の10年ほどは西尾の町に愛着を持てませんでした。会社がほぼ世界のすべて、という感じでしたね」

自社製品を手がけるまで加藤さんは、家族と会社の業績しか考えることはなかったといいます。

「協力してくれる方がたくさんいて、応援してくれる方がたくさんいます。それを知っていく中で、西尾の町のあたたかさを感じて。西尾に何か貢献していきたいという思いを強く持つようになりました」

西尾市民から大好評

ナイフを購入した人

ナイフを買った西尾市民に話を聞きました。

購入者:
「すごくかわいくて玄関のインテリアにも合いそうだな、と思って買いました。近くの会社さんで驚きました。西尾がすごく好きなので、西尾市がいろんなところに広がるきっかけになって、うれしいです」

加藤社長「抹茶とうなぎとものづくりの町にしたい」

セイワ 加藤社長:
「西尾という町を、『抹茶とうなぎとものづくりの町』にしたいです。面白い町工場が集まる町、西尾をつくっていく。ほかの会社もいろいろチャレンジして、相乗効果を生みながら“ものづくりの西尾”というブランドをつくっていきたいです」

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