渋滞予想のプロに聞く「お盆の渋滞」を避ける方法 前半3連休を避け遠出は後半がオススメ

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お盆休みまでもう少し。街の人に予定を聞くと…

60代女性:
「石垣島に行きます。美しいサンセットを海を背景に楽しもうと思ってます」

中学生:
「長島のプールにいとこたちと行きます」

60代会社員:
「車で妻と箱根に旅行に行く予定です」

車で出かけるとき、心配なのが渋滞です。

60代会社員:
「やっぱりイライラしますけど、渋滞予測がサイトで出ているので、それを確認して、できるだけはまらないように狙って、旅行を組み立てるようにしてます」

渋滞回数が23年の2倍以上に

2024年夏の高速道路の渋滞はどうなるのか。渋滞予測のプロ、ネクスコ中日本高速道路ドライブアドバイザーの林修平さんに話を聞きました。

―――お盆の渋滞ですが、10キロ以上の渋滞がネクスコ中日本の管内で211回予測されていて、2023年の2倍以上です。東海3県でも24年は68回となっており、23年の2倍以上とかなり増える予測になっています。なぜでしょうか。

林さん:
「23年は、お盆に台風が直撃したため、外出を控える人が多くて渋滞が少なくなっていました。しかし、人の動きが活発になる時期なので、天気が良ければ多くの渋滞が発生するのではないかと予測しています」

―――天気次第ではあるとは思いますが、24年のお盆の渋滞について特徴を教えてください。

林さん:
「東海地方の渋滞回数は、8月10日から15日がピークになっております。特に前半の3連休、中でも8月10日の連休初日は特に混雑すると予測しています」

―――10、11、12日が3連休になっており、初日の10日土曜日ですね。特に東海地方で渋滞する場所はどこでしょうか。

林さん:
「東海地方では一宮付近や岡崎付近、三重県の亀山付近が毎年大きな渋滞が発生しており、今年も必ず渋滞が発生すると思います」

―――渋滞が起きる要因があるということですよね。

林さん:
「サグと呼ばれる場所になっていて、下り坂から上り坂にさしかかる時点で無意識で速度が落ち、ブレーキが連鎖することで渋滞が発生しやすい場所になっています」

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