離島への物品輸送をドローンで 2026年ごろの実用化目指し愛知県が実証実験 遠隔や一般の人の操作も
愛知県は7月23日、西尾市の一色港から佐久島までの物品の配送の一部を、ドローンが担う実証実験を始めると明らかにしました。
県によりますと、実験の期間は2024年10月から約1カ月間で、ドローンは一色港から佐久島までの片道約8キロの距離を運航します。
一色港からは医薬品や日用品を配送し、佐久島からはサツマイモやアサリなど、島の特産品を配送する予定です。
2026年ごろの実用化に向けて、今回の実験では専門業者以外もドローンの操作ができるか、カメラやセンサーを用いて遠隔操作によって離陸・着陸ができるかなどを検証します。
県によりますと現在、佐久島の配送手段はフェリーだけだということで、ドローンの活用で、新たな手段を確保したい考えです。