住宅メーカーとコラボした部屋の間取りや照明・寝具にこだわった「快眠ルーム」も 睡眠の最新事情を聞く
企業が睡眠について取り組みを始めるなか、どのような現象が起きているのか。睡眠ハウスたかはら 西尾本店」の高原智博社長に話を聞きました。
睡眠の悩みから1人で来店
――ここ数年、客層に変化があるそうですね。
「昔は結婚を機にブライダル寝具を家族で買いに来る方が多くいらっしゃいました。しかし最近は睡眠の悩みを持ち、1人でご相談に来る方が増えています」
自分に合った寝具を求めて、睡眠に悩んでいる20代~30代の男性が1人で来店することが増えているそうです。そこで長江麻美アナウンサーが、オーダーメードのマットレスの作り方を体験しました。
長江アナウンサー:
「まずベッドに寝ると、自分の体の特徴を確認できます」
睡眠ハウスたかはら 西尾本店 高原智博社長:
「特徴的なのは背中の部分で、左右でバランスがまったく違います。左の方に圧がかかっているのがわかります。そして腰の隙間がかなり大きく、お尻の圧が強くなっています」
長江アナウンサー:
「私の場合にはどういうマットレスがあるのでしょうか?」
高原社長:
「測定結果をもとに調整をしたマットレスをご用意いたしました」
長江アナウンサー:
「マットレスが細かく分割されていますね」
高原社長:
「大中小などの異なるパーツを組み合わせ体に合わせて作ります。1万2000通りほどの種類があります」
長江アナウンサー:
「私の場合はどのようになっていますか?」
高原社長:
「特徴的な部分としては、肩は柔らかいパーツ、腰は少ししっかりとしたパーツ、お尻は少し沈ませるためのパーツを使っています」
実際に長江アナウンサーが調整したマットレスに横になると、通常の寝具とは違った感覚があるといいます。
長江アナウンサー:
「普段腰が浮く感じがありますが、しっかり支えられていてフィット感が全然違います」
――眠りの質がかなり変わるのではないでしょうか。
「何十年来の肩こりが治る人もいますし、お医者さんで改善しなかった腰痛が楽になった人も多いです。寝る姿勢が綺麗になると、リラックスできますし、自律神経も整い、快眠につながります」
良い睡眠のために自分に枕やマットレスが合っているか、見直してみてはいかがでしょう。
※高原社長の「高」は「はしごだか」