最悪「胃潰瘍」に ニンニクの食べ過ぎに注意 抗菌・殺菌作用がある成分が胃や腸を傷つける可能性

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3つの対策方法「加熱」「刻む」「食前に牛乳を飲む」

対策1. 加熱する

体調が悪くならないようにするための対策方法は3つ。1つ目は「加熱する」ことです。アリシンは熱に弱い性質があります。ニンニクを加熱するとアリシンの量が減るため、生のまま食べるよりも胃への刺激を抑えることができるそうです。

対策2. つぶしたり刻んだりしてから時間をおく

2つ目は「つぶしたり刻んだりしてから時間をおく」。アリシンは酸素と結びつくと別の物質に変化します。ニンニクを潰したり刻んだりして時間が経つと、その間に酸素に触れ、アリシンの量が減るんです。アリシンが減ったかどうか見極めるには、なめてみるといいそうです。アリシンが多いと舌が強い辛味を感じるので、辛いと感じたら少量にしましょう。

対策3. 食前に牛乳・ヨーグルトをとる

3つ目「食前に牛乳・ヨーグルトをとる」こと。牛乳やヨーグルトは胃の表面をコーティングして守ってくれます。またアリシンは牛乳やヨーグルトのタンパク質と結合して別の物質になるので、量が減るんです。

食事の1時間前くらいを目安に飲むのがおすすめとのこと。

外山さんによると、「3つの対策はニンニクの臭い対策としても有効」といいます。ニンニクの過度な摂取は控えて、夏バテを予防しましょう。

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