「寺は男のものだ」疑問抱いた住職の高校2年の娘 ニュージーランドで男女格差の現地調査へ

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ニュージーランドで現地調査へ

菜由さん「性別に関わらず、やりたいことがやれる社会を作る仕事に就きたい」

そんな脇田さんに今、世界のジェンダーギャップについて知ることができる機会が訪れていました。

菜由さん:
「ニュージーランドに行けるので、現地の人たちの価値観を聞けるのが一番楽しみです」

菜由さん、文部科学省が官民共同で取り組む留学支援制度を利用し、8月からニュージーランドへ行くことが決まったのです。

ニュージーランドは世界でも男女格差が小さい国として知られています。菜由さんは、現地で行政、学校、住民などに、ジェンダーギャップに関するインタビューを行い、8月下旬に帰国。帰国後は名古屋市で講演を行うほか、調査した内容をSNSなどで発信する予定です。

文部科学省の担当者は…

文部科学省 トビタテ!留学JAPAN広報 西川朋子さん:
「実体験から日本のジェンダーギャップに疑問を持ち、高校生にして104人もの企業・社員にアンケート調査を行った行動力が素晴らしいと思います。彼女は、自らニュージーランドの団体や学校にアポイントをとっています。そして自分の目で見て、ジェンダーギャップに関する意識の違いを発信して日本を変えていこうという、その情熱に感動しました」

住職で菜由さんの父親、延明さんも…

延明さん:
「菜由の活動を通して、日本やこの業界のジェンダーギャップに対する考え方が少しでも変われば、うれしいと思います」

菜由さん、将来の夢は…

菜由さん:
「将来は、性別に関わらず、やりたいって思ったことがやれるような、そういう社会を作る仕事に就きたいなと思っています」

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