JR東海「因果関係を調査せず」と岐阜県に説明 リニア工事が原因とみられる水位低下問題

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リニアのトンネル工事が原因とみられる井戸などの水位低下が岐阜県内で起きた問題です。JR東海は、水位低下と工事の因果関係については詳しい原因調査をしないなどと岐阜県に対して、説明していたことを明らかにしました。

水位低下の問題が発覚した2024年5月、JR東海、岐阜県、瑞浪市との3者会議が開かれました。会議の中で、JR東海の担当者は水位低下について、トンネル工事が影響した可能性が高いとした上で、因果関係については調査しない方針を説明したということです。これについて丹羽社長は…

JR東海 丹羽俊介社長:
「メカニズムについての調査はいずれ行いたいと考えていた。5月13日に住民が説明会を行った際に解明していきたいと話した」

JR東海は原因究明のため新たな調査を進めることを発表しました。調査では、大湫盆地に複数の電極を設置して行う、電気探査によって地質を立体的に分析します。JR東海は、調査を2024年10月をめどに始める見通しです。

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