「体の衰えを自覚してほしい」 高齢者が仮想現実のシミュレーターで「自動ブレーキ」を体験
高齢者がVR=仮想現実の運転シミュレーターで体験しているのは、車の自動ブレーキ機能です。
これは、アクセルとブレーキの踏み間違いをはじめ、相次ぐ高齢ドライバーによる事故を減らそうと、愛知県警が企画した体験会で、7月16日は65歳以上のドライバー8人が参加しました。
参加者は、VRゴーグルで見通しの悪い交差点や信号機のない横断歩道での事故も疑似体験し、スピードの出しすぎや左右の確認不足が大きな事故につながると認識を新たにしていました。
参加者:
「安全装置があろうといえども、危ないときにはすっと止まれるスピードで走ることが大切」
豊田警察署交通課 岡本重之課長:
「頭で思っていても体が思うように動かないなど、体の衰えを自覚してほしい」