大玉トマトが4個で100円 格安青果店のスローガンは「なくそうフードロス」 業者は「救世主です」
商品の大半は午前中で売り切れ
掲げたスローガンは「なくそう!フードロス」。商品が売れ残って、それこそフードロスにならないよう、格安にこだわっているんです。実際、商品の大半は午前中で売り切れるといいます。
ベジブル 堀内社長:
「農家さんはお金の足しにもなります。安価に食べられるからお客さまはハッピー、架け橋になることで、私たちに利益が出てハッピー。これで三方よしという関係で今後も頑張っていきたいです」
「もったいない精神」は祖父の影響
そんな堀内社長の口癖は「もったいない」。
「捨てるというのはもったいない」
「エアコン代がもったいない」
「電気代がもったいない」
この「もったいない精神」は、堀内社長の祖父である故・櫟木久助(いちのき・きゅうすけ)さんの影響だといいます。
故・櫟木久助さんは、リサイクルショップ「キンブル」の創業者。櫟木さんは日ごろから「もったいない」を体現していたといいます。
ベジブル 堀内社長:
「『もったいないことはなるべくするな』と、常日頃から言われていました。もしかしたらこの『もったいない精神』から、リサイクルショップを始めたのもかもしれないですね」
祖父から受け継いだ「もったいない精神」でフードロス解消を目指し、ビジネスを興した堀内社長。青果だけでなく、肉や魚を提供するのが今後の目標です。
ベジブル 堀内社長:
「廃棄されているものを見つけたら、もったいないので弊社が買う。それを一般のお客さまに安く売ります。必要な方たちの元に届いてフードロスがなくなればいいなと思います」