「鬱になった私を救ってくれたのはランニング」志村美希さん 陸上系インフルエンサーとして走る喜びを発信
―――志村さんにとってジョギング、ランニングはどんな存在ですか?
(ジョギングやランニングに対して)やっぱりめんどくさいとか、ちょっと辛いっていう気持ちはあります。私もまだまだありますけど、走った後は達成感だったり、自己肯定感がアップしていたりします。絶対プラスになるので、私にとってジョギング、ランニングは習慣で、心のメンタルを安定させてくれる存在です。
周りの目が気になるごみ拾い 仲間がいることで楽しいスポーツに
―――プロギングは初めての挑戦だったんですね
東京の方でもプロキングの活動をしている人がいて、1人だけ知り合いが朝7時頃から渋谷のゴミを拾いながらジョギングする活動をしていたので、すごい気になってはいたんです。でもなかなか参加できる機会がなくて、今回、初めてプロギングに参加できるということで、朝5時に起きて新幹線で来ました。
―――実際に体験してみた感想は?
見つけたごみは全部拾わなきゃいけないのかな、と思っていたんですけど、プロギングのルールはそうじゃないらしく、拾いたいごみを自分たちで自由に拾いながらジョギングすると聞いて、その方がもっと気軽にやろうって気になれるし、続けられるなって思いました。
元々、私自身がプロキングに対してちょっとハードルが高いなと感じていて、「ごみを拾わなきゃいけない」「全部拾わなきゃいけない」「全部綺麗にしなきゃいけない」って思っていたけど、そうじゃないんだと分かってハードルが低くなりました。
―――プロギングの魅力はどんなところに感じますか?
仕事でたまに名古屋に来る機会があると、朝にホテルから名古屋城まで走って帰るということをよくしているんですね。その時に栄の周りにごみが多いなとは思っていたんですけど、なかなか私が1人でごみを拾いながら走るということが、ちょっとやりづらいなと。
周りの目が気になるというか、ちょっと恥ずかしいって思いがあるんですけど、こうやってみんなでやることで、そういう気持ちもなくなって、楽しくごみ拾いできるのがすごくいいなと思いました。