雨の日の死傷事故は晴れの日の約4倍 梅雨の間の注意点はタイヤの溝・車間距離・速度 専門家が指摘

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雨の日は晴れの日の「4倍」――。2022年度に東京の首都高速道路で発生した1時間あたりの交通死傷事故の件数です。晴れの日が0.06件だったのに対し、雨の日は0.27件と、雨の日の死傷事故件数は晴れの日の約4倍です。

雨が多い梅雨の間、交通事故を避けるために気を付けるべきこととは。

JAF愛知支部 吉田英治さん:
「1番起きるのは、スリップ事故ですよね」

濡れた道路上を時速100キロで走行した時の制動距離、車が止まる距離を比較した実験では、溝が約8ミリある新品のタイヤでの制動距離が47.6メートルだったのに対し、タイヤの溝がおよそ3ミリの2分山と呼ばれるタイヤでは70.5メートルでした。

JAF愛知支部 吉田英治さん:
「日常点検として、タイヤのチェック。溝があるのか、空気圧は適正なのか、スリップを誘発するような行為を行わない事が必要」

無灯火とテールランプ点灯で停止位置に20mの差があった

さらに梅雨の間は特に、急な雨で視界が悪くなることがあるため、注意が必要だと言います。

JAF愛知支部 吉田英治さん:
「雨による視界不良が原因の事故が増えてくる。ここ最近多い、ゲリラ豪雨のような雨が高速道路で降ってしまうと、まったく見えない状況に陥る」

1時間に80ミリの雨が降る状況で、前に停まっている車を認識した直後にブレーキをかけ、どれくらい手前で止まれるかを測る実験です。

「テールランプが点灯している車」の場合は60メートル手前で止まることができたのに対し、「テールランプが点灯していない車」の場合は、39.2メートル手前で止まりました。その差は、約20メートル。道路が冠水していたり、水たまりができていたりする場合は、対向車線や隣を走る車から水しぶきが飛んでくることがあるため、特に注意が必要です。

JAF愛知支部 吉田英治さん:
「(フロントガラスに)水しぶきがかかった時は全く前が見えなくなる。速度は控えめにして、車間距離を十分にとって、安全を心がけていただければと思う」

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